リアル蟲師

蟲師な景色

 どうも最近、人間が見れないものを見ているようだ。
空を見ると蟲みたいな細い線をよく見る。
やっべ、リアルな蟲師の世界に入っちまったんじゃねぇかと思うような幻覚。
まぁ、その蟲が人に入ったところで特に変なことが起きるわけではないんだけど。
ネットで調べると、「飛蚊症(ひぶんしょう)」というものらしい。治療で入院しないといけないとか直せないとか網膜剥離の心配があるとか失明するとかいろいろ書かれていてどれが本当かわかんないので、一応、病院にいった方がよさそうな気がした。
病院に行って早速検査。散眼検査ってのをすることに。なんか光に敏感になるので3〜4時間は車とか運転しないでくださいって言われたけどバイクで来てるし、こっそりバイクで帰ろう。
散眼検査用の目薬をしてもらう。・・・なーんにも変化なし。大丈夫じゃん。
しばらくして診察。表面麻酔の目薬しますねと言われる。
目薬をうったら眼がショボショボしてきた。「しばらくしたら慣れますんで」といわれたけど慣れそうにない。
でも1分くらいしたらショボショボ感も消えた。「今からレンズ挿しますんで」ということで、眼にレンズを入れる。
うぉぉぉ。痛くはないけど右目と左目で違うもん見てるんで気持ちわりーー。片方で近くのライトが入っているんだけどもう片方は遠くで医者を見てる。
整合させようと私の頭の中のCPUが頑張っているのだがハングアップ寸前wわけのわからない言葉を喋り出す。あひゃw、ひょw、ちょwまw、gづ@
医者が結構じっくり見てくれている。長い。長げぇよ。右手と左手が勝手に何かにすがりつきたい行動をしている。おkw
後ろでは看護師さんが頭を固定しているんだけど何もかも振りほどいて今すぐ離れてぇぇ。
医師が一言、「切れてるな・・・」ええっ、なにかやばそう(汗)
次に左目。こっちも入れるときは泣きたかったがあまり長くは見られなかった。
で、医者から。「右目の下の方、若干の網膜剥離がありますが心配するほどでもないです。上だと重力で剥けてしまうんで危険なのですが・・・ひどくなった時は周りをレーザーで焼き切って剥離を阻止するのがいいと思います。しばらくしてまた検査に来てください。
あと飛び物が見えるのは水晶体の中の水はドロドロしていて濃い部分と薄い部分があって光の反射が違うのでそれで物を集中せずに見るとそう見えるのが生理学上は普通です。あとひどい乱視ですがよく矯正もなしにフラつきませんね。」
とのこと。まぁ、今のところ心配はなしらしい。しかし、眼にレンズ入れただけであんなきつくなるものとは思わなかった。コンタクトレンズなんか入れた日には狂い死にしそうだ。一種の拷問に近いぞあれは。
ギンコ*1の中の人も大変だな。などと思いながら眼科を後にする。
外に出た瞬間、まぶしぃぃっ!!!フラッシュされたー!白いものが驚きのの白さに、コントラストが白いほうに偏ってるー!?
そういえば検査の前に車をなんとかいってたな。やばス。運転したらやばス。かといって車を放置するワケにも・・・
30分間、バイクの上で眼を慣らす。大丈夫だ。距離は短い。一気にGO〜〜
な・・・なんとか着いた。集中力も限界。
ちょっちスロ屋に行って眼を慣らそう。(言い訳)スロ屋の中は暗かったが、筐体の光は眩しすぎて演出ほとんど見ず。
スられる頃には眼も慣れてきた。その後、遅い昼食をとって昼寝。相当体力を消耗していたのか、これまでにない程ぐっすりと眠れた。

*1:コミック・蟲師のキャラ。人にはあまり見えない蟲が見える。