オールスターゲーム観戦

Dopp2006-07-23

10:00

 九州の大雨も峠を超えたと判断して一路宮崎へ。

15:00

 空港から南宮崎へ行き、ちょっと観光しようと宮崎市街へ。
 宮崎といえば、チキン南蛮。特におぐらという店のが有名ってことで行くことに。
。。。道がわからんorz 携帯で検索しても場所でない〜
仕方ないのでデパート街へ行きいろいろ調べるがぱっとしたものはない。
おぐらへ行くのは諦めよう。歩いて宮崎駅へ。 なんかオールスター観戦の人がいっぱいだ。
 付近を見て回ると、もう一つ宮崎名物に「冷汁」を売っている店を発見。食べることに
すぐに出てきたので食す。・・・ナニコレ? 冷たくなった味噌汁にキュウリと豆腐入れただけ?冷めた分味噌が濃くなって味噌の変なにおいばかりが残るし、無理やり加えたようなシソで臭い消ししても・・・
 冷汁は、イナゴ、蜂の子に次ぐ地方特産品ワーストランキングに入ったのでした。。
 お土産はもちろんチーズまんじゅう。あと観戦中になんじゃこら大福ってのも食べてみよう。 一応、宮崎づくし?

16:30

 宮崎駅からサンマリンスタジアムのある木花駅へ向かうことに
 え〜〜〜・・・
 あのーーーーー・・・JRさん?
 1両はないっしょ1両はぁ?? 20分おきに電車を出すとはいえ3両分の人が電車の外にいますよ?中にはすでにスシヅメのお客さんで溢れてるし。
さすがに乗るのを諦め、別系統の電車で南宮崎駅へ。ここから、臨時バスが出ているらしい。
南宮崎駅へ到着。南宮崎駅では2両分の人が臨時列車が来るのを今か今かと待っていたが・・・すでにスシヅメになってますよ? その後どうしたかは知らない。
さて、バスの出ているところはどこだろう。バスが大量に出入りしているのを見つけたので行ってみるとバス会社の本社orz バス乗り場を聞くと宮交シティってデパートから出ているとのこと。行ってみると大混雑。しかしバスもそれなりに用意されているのでスシヅメ状態からは回避された。

17:30

 サンマリンスタジアム宮崎に到着。雨も上がって絶好のオールスター日和ってやつかもしれません。
 ゲートに入る前に黒毛和牛の串を注文。1本500円だがそれなりのボリュームで肉も柔らかくてうまひ。ビールを飲みながらの夕食。ゲートに入り席を探すことに。B列・・・B列・・・と。ねぇぇー。 1〜21列まであるのにBなんて列なぇじゃないかー? と、思ったら1列目は中段付近に。 その前はH列からG、F・・・と。
と、いうことは・・・・? B席は前から2列目の席ですか。選手が目の前。すげー。
・・・まぁ一番前の席の前はガキどもが金網にべっしり張り付いているのだが。。
オープニングイベント、何があったのかは覚えていない。

18:15

 試合開始。先発ピッチャーは巨人の内海とホークス斉藤。2回表に全セが阿部のヒットで先制するも、3回裏にパが森本の2ランホームランで逆転。(ピッチャーが投げる瞬間を写真に撮ろうとしたら打たれた直後の瞬間がorz)しかし直後の4回表、セはアレックスの2ランで再逆転。しかししかし、5回の裏、森本のホームスチール(2塁ばっかり見てていつ走ったか気づかなかったw)とカブレラのヒットで再び逆転。しかししかししかーーし、セはシーツのソロ本塁打で同点に追いつく。
 7回終了後には花火。たまやー。
 試合が決まったのは8回表、オイラが帰らないといけない時間を過ぎていた。藤本のヒットで6-4、更に9回、ロッテの守護神小林雅から李が犠打を放ち1点追加。セは9回我らがクルーン。投球練習で160キロ出して、なんて惜しいことを・・・と思っていたら最後の打者の時に160キロキターーー!そのまま7-4で全セの勝利!清原と藤川の直球勝負なんかもあって久々に熱くなった。

22:30

 バス待ちの行列を脱しようやく駅へ。ひとつ気づいた点がある。
 
 明日までに帰れない・・・

新聞記事

プロ野球球宴>全セ、乱打戦制し連勝 MVPは藤本
2006年7月23日(日) 21時35分 毎日新聞

 雨で1日順延されたプロ野球の2006サンヨーオールスターゲーム第2戦は23日、宮崎市サンマリンスタジアム宮崎に2万9777人の観客を集めて行われた。オールスター戦の九州での開催は01年の福岡ドーム以来で、宮崎での開催は初めて。シーソーゲームを全セが八回の藤本の適時打で勝ち越し、昨年から4連勝、通算の対戦成績を65勝73敗8分けとした。最優秀選手には、決勝打の藤本が選ばれた。
 ▽全セ・岡田監督 藤本は(チャンスに打席が)回ったお陰で賞を取れたけど、これも運やからな。阪神勢が2人も賞? もうすぐ後半戦やし、もちろんもらえたほうがいいよ。宮崎でやれて良かったな。今日はエエ天気になったし。
 ▽全パ・バレンタイン監督 今日も多くの選手が持てる力を出してくれた。(清原と藤川の対決は)エキシビションとして楽しんでもらおうと思った。勝ちにこだわっていたが……。結果としていい野球をしたチームが勝つことになる。
 ○全セ7―4全パ●
 計29安打の乱打戦を全セが制した。二回、阿部の右前適時打で先制。四回にはアレックスの左越え2ラン、六回にはシーツの中越えソロとアーチ攻勢。同点の八回2死二、三塁から藤本の2点適時打で勝ち越した。全パは三回に森本の2ランで逆転、五回にも森本、西岡の重盗など多彩な攻撃を見せたが、及ばなかった。
 ○…表彰選手…○
 ☆最優秀選手 藤本敦士阪神
 ☆優秀選手 シーツ(阪神)▽アレックス(中日)▽森本稀哲日本ハム)▽中島裕之(西武)
 ○…主な記録…○
 <シリーズ(2試合)の記録>【チーム】最少三振4=新、全セ【個人】最多セーブ2=新、クルーン(横浜)▽最多被安打7=3人目、朝倉(中日)▽最多二塁打2=16人目、大村(ソフトバンク
 <第2戦の記録>【チーム】両チーム最多単打計21(セ11、パ10)=3回目【個人】通算最多三振40=新、清原(オリックス)▽連続試合セーブ3=2人目、クルーン▽本盗=3人目、森本(日本ハム
 ◇阪神勢が大暴れ
 試合後、全セの岡田監督は表情こそ変えながったが、内心はほくそ笑んでいただろう。シーツが六回に同点アーチを放ち、八回に登板した藤川は打者3人をピシャリ抑えた。そして、藤本が勝ち越し適時打を打ってMVP。お祭りの舞台で阪神勢が大暴れし、宮崎のファンを沸かせた。
 「思い切っていこうと思った」とは藤本。八回2死二、三塁の場面で、相手投手は速球自慢の馬原だ。1球目のボール球を見て「速い球だなと思ったので、バットを短く握り直した」。2球目の152キロの直球を流し打って左前適時打とした。
 実は、この回の1死からシーツが出塁した直後、ベンチで岡田監督から声を掛けけられた。「ええ場面で回って来そうやな」。すると、近くにいた落合コーチから「お前の給料はいくらや?」と聞かれ、金額を答えると「(MVPを)取ってこい」と言われたという。それで、緊張感から解放され、無理に引っ張らない普段通りの打撃ができた。
 MVPが決まると、藤本はベンチの選手たち一人一人と握手を交わし「一番楽しめた球宴。いい投手の直球をしっかり打てるようになった」と自信をのぞかせた。優秀選手に選ばれたシーツは「この調子をみんなが後半戦に出していければいい」。中日との首位争いを繰り広げる阪神にとって、球宴での選手たちの活躍は後半戦に向けての弾みになっただろう。【田中義郎】
 ◇新庄「パフォーマンス」の後継者は森本?
 今季限りでの引退を表明している日本ハム・新庄が、「パフォーマンス」の後継者として期待をかけているのがチームの後輩、森本だ。初出場となった今回の球宴。第1戦ではアニメのキャラクター「ピッコロ大魔王」の特殊メークでグラウンドに現れ、この日はタレント・加藤茶さんがコントでかぶるような「かつら」をかぶって登場し、ファンを沸かせた。
 しかし、森本がこの日最も球場を沸かせたのは、パフォーマンスではない。プレーでだ。
 まずは打撃。三回無死二塁から、広島・黒田の直球を左翼席に運ぶ逆転2ラン。本人は「打てると思ってなかった。1打席で代えられないように必死でした」と謙そん気味に振り返るが、打った瞬間に本塁打と分かる当たり。どんぴしゃりのタイミングでとらえた証拠だ。
 お次は足だ。五回1死から俊足を生かし二塁内野安打で出塁して、続く西岡の右前打で勢いよくスタートを切って一気に三塁に到達。そして、その西岡が二盗を仕掛けたことに気を取られたセ・リーグバッテリーのすきをつき全力疾走。見事な本盗を決めた。
 新庄はパフォーマンスの極意について「プレーが伴わないと、ただの目立ちたがり屋になってしまう」と語っている。その極意を見事に実践した森本。「後継者」としての資質十分であることを、大舞台で証明した。【深町郁子】
 ○…前日は梅雨前線の影響で雨天中止となっただけに、オールスター戦初開催となった宮崎の関係者はホッと胸をなで下ろした。この日も午前中まで雨が降り続いたが、午後からは上がって、試合開始前には青空も見えるように回復。安藤忠恕知事は「ほとんどダメかと思っていた。災害を受けられた方には申しわけないが、プロ野球のキャンプのメッカである宮崎でのオールスター戦の開催は悲願だった。(地元の)青木選手、福盛選手の活躍を見て、元気を出してもらいたい」と話した。
 ○…名勝負を繰り広げる阪神・藤川と、オリックス・清原の対決が、球宴で実現。藤川が救援に立った八回、2死無走者で「代打清原」。「オールスターは自分がひと回り大きくなる舞台。真っ向勝負でバックスクリーンにホームランを打たれたい」と清原との勝負を楽しみにしていただけに、すべてこん身の直球。4球目、151キロの直球で清原のバットが空を切ると、マウンド上で白い歯を見せた。「参った。こうやって話すのが精いっぱいなくらい、悔しい」と清原。対照的に藤川は「マウンドで感極まった。自分の成長のためにもホームランを打ってほしかったんですが」と余裕たっぷり。
 ○…西武の中島が3安打で優秀選手賞。二回の守備で三遊間の安打性の打球に頭から飛びつき、好捕。追加点を阻むと、今度はバットがうなる。三回に中前打、五回は二塁打、七回はフェンス直撃の三塁打。こうなると、92年の古田しか記録していないサイクル安打達成に注目が集まる。見せ場は九回。2死一塁で打席が回り、対するはクルーン。「160キロの球をホームランにする」と臨んだが、最後は空振り三振。それでも「ホームランはレギュラーシーズンに取っておきます。いい感じで後半戦に入れます」と、にこやかだった。
 ○…球宴初出場のソフトバンク・馬原が八回に登場。先頭のイスンヨプをいきなり自己最速タイの155キロ速球で空振り三振に切って取ったが「ずっと投げてなかったので、球が抜けました」と、いずれも速球をシーツに左前打、アレックスに左翼線二塁打とはじき返された。2死までこぎつけたものの、藤本に勝ち越しの2点適時打。敗戦投手となった。が「途中からは、いい具合に肩が入りました」と155キロを計3球で記録。持ち味も十分に見せた。
 ○…日本球界最速男・クルーンが、球宴最速の160キロをマークした。3点リードの九回に登板。2死後、川崎にファウルにされたものの、電光掲示板の160キロの表示に球場全体が揺れた。「ファンも楽しみにしている場面で期待に応えられたことはうれしい」とホッとした表情。「緊張したが、自分の持てるすべてを出せた。特別なオールスターになったよ」。捕手を務めたヤクルト・古田も「これまで数々の球を受けてきたが、速さは1番。もう手が痛いよ」と脱帽する投球だった。
http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20060723&a=20060723-00000057-mai-spo