統一地方選後半
参院補選〜沖縄では与党、福島では野党
夏の参院選の前哨戦である参院福島、沖縄両選挙区補欠選挙は22日投票が行われ、即日開票の結果、福島は民主候補、沖縄は与党候補がそれぞれ当選した。参院選本番の「勝敗ライン」に直結するため、与野党は接戦が伝えられた沖縄を中心に党首クラスを投入するなど総力戦を展開。もともと野党系が確保していた2議席をめぐる戦いは、与党の1勝1敗という結果となった。
●沖 縄
糸数慶子前参院議員の沖縄県知事選立候補に伴う沖縄補選は、選挙期間中に安倍晋三首相が2度沖縄入りするなど、自民党の手厚い支援を受けた島尻安伊子氏(42)=自民、公明推薦=が、狩俣吉正氏(57)=民主、共産、社民、国民新推薦=らを破り、野党から議席を奪還した。
島尻氏は子育て対策の充実と「国と沖縄のパイプ役」を重点的に訴え、安倍政権を支える立場を強調。一方、沖縄戦の集団自決で旧日本軍の強制を巡る記述の削除を求めた文部科学省の教科書検定、憲法改正問題、基地問題にはほとんど触れなかった。自民、公明両党と沖縄の経済界が組織を引き締めた。
狩俣氏は反自公の立場を明確にし、格差社会の是正と護憲、新基地建設反対を主張。しかし、反安保の共産党との政策協定で出身母体の連合沖縄に不協和音が残り、浸透できなかった。
与野党総力戦にもかかわらず、投票率は47.81%と、沖縄の国政選挙で過去最低だった04年参院選の54.24%をさらに下回った。
●福 島
佐藤雄平前参院議員の福島県知事転身に伴う福島補選は、民主新人の増子輝彦氏(59)が、自民新人の山口勇氏(69)、共産新人の宮本しづえ氏(54)を破って初当選。増子氏は衆院議員3期の知名度を生かし、民主の議席を守った。投票率は56.72%で04年参院選の60.34%を下回った。
増子氏は主張の重点を格差是正に据えて与党批判を展開し、無党派層に加え自民支持層の一部も取り込んだ。山口氏には首相や閣僚、与党幹部が福島入りしててこ入れしたが、出遅れが響いた。宮本氏は2大政党の議席争いに注目が集まる中、支持は広がらなかった
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070422-00000064-mai-pol
☆福島
増子 輝彦 民主 新 541,236 58.1
山口 勇 自民 新 303,782 32.6
宮本しづえ 共産 新 85,994 9.2
☆沖縄
島尻安伊子 諸派 新 255,862 51.8
狩俣 吉正 諸派 新 228,844 46.3
金城 宏幸 無所 新 9,142 1.9
福島は渡部さんのお膝元、まぁ妥当か。沖縄は基地問題が争点かと思ったら、ほぼスルー・・・野党候補も大きく突っ込まないってのはねぇ。住民不在な中じゃぁ投票率も下がるってもんで・・・
で、いつもは「沖縄だから」って負けても上目から見てた自民党が今回は諸手を挙げて喜んでいる。こういうのが嫌なんだよなぁ。
長崎市長選は縁者より地縁
選挙運動中に銃撃を受けて死亡した伊藤一長(いっちょう)市長の後継を決める長崎市長選は22日投開票され、無所属新人で元市課長の田上(たうえ)富久氏(50)が、伊藤市長の長女の夫で新聞記者の横尾誠氏(40)ら4新人を破り、初当選を果たした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070422-00000014-yom-pol
田上 富久 無 新 78,066 42.1
横尾 誠 無 新 77,113 41.6
山本 誠一 共 新 19,189 10.4
前川 智子 無 新 8,321 4.5
前川 悦子 無 新 2,677 1.4
投票日の天気が雨だったというのも横尾氏には不利に働いたか。伊藤氏に投票し無効になった票も1000票は下らないだろうし。
ともあれ、前市長の遺志は引き継いでもらいたい。長崎といえば平和都市、これを揺るがすことが無きよう。。
夕張市長選も地縁。
第16回統一地方選は22日、後半戦の市町村長、市町村議、東京特別区長、同区議選の投票が行われ、道内では6市長選▽26市議選▽18町村選▽83町村議選が即日開票された。3月に財政再建団体入りした夕張市では、地元出身で労働組合や経済界などが支援した元タイヤ販売会社社長の藤倉肇氏(66)=無所属=が7新人による混戦を制して初当選した。18年間で353億円を返済する財政再建計画の初年度に、そのかじ取り役が決まった。
夕張市長選は、道内市長選としては過去最多タイの7新人が立候補した。藤倉氏は民間企業での豊富な経験を強調し、福祉政策の充実などを主張。大企業誘致などを掲げた会社社長の羽柴秀吉氏(57)や、地元密着をアピールした元市議の千代川則男氏(59)らを破った。投票率は81.72%で、前回(84.91%)を下回った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070422-00000066-mai-pol
藤倉 肇 無 新 3330 37.3
羽柴 秀吉 無 新 2988 33.4
千代川則男 無 新 1157 12.9
若林 丈人 無 新 773 8.7
森谷 猛 共 新 461 5.2
鴨川 忠弘 無 新 187 2.1
作出 龍一 無 新 40 0.4
7人が乱立したものの、妥当な結果に。2位に全国でも有名な?人が。あり得ない話だけど労組支援が別な人に行っていたら羽柴氏が勝っていたワケか。
羽柴氏は別なところで選挙するより、夕張に75億くらいお金落としたら、4年後の選挙には勝てるんじゃなかろうか。
再選挙にならずに余計な金を使わなかったどころか、4人が供託金没収、400万が市のもとへw
再選挙ってとこも
22日投開票が行われた統一地方選後半戦で、新人5人が激しい火花を散らした宮城県加美町長選は、開票の結果、東北初、全国でも4例目の法定得票数割れによる再選挙が確定した。最高得票者が足りなかったのはわずか54票。「またやるの?」「よし、やり直しだ!」。人口2万7000の町は、前代未聞の「再試合」に大きく揺れている。
午後9時7分、開票所の町中新田体育館。選管職員がマイクを持った。会場内に一気に緊張が走る。
「法定得票を超えなかったため、当選人にすることはできません」。わき上がる歓声と拍手、そして、ため息。陣営関係者が携帯電話で慌てて事務所に連絡を入れた。
宮城県初の「平成の大合併」で2003年に誕生した加美町。合併前の旧中新田、小野田、宮崎の3町は地縁、血縁が深い。「本命不在」の戦いが前哨戦を含め2カ月以上繰り広げられ、結果的に票が分散した。「今回は投票率が75%台と伸びず、納得いかなかった。次はもっと関心を高める」と、再選挙に向けて意気込む陣営関係者がいれば、長丁場に複雑な表情を浮かべる支持者らも。
ある候補の支持者は「当選させようと思って1カ月以上、手弁当で手伝いに来たのに。泣きたくなる」。有権者の一人は「これから農繁期に入るのに、再選挙は正直、つらい。一回で決めてほしかった」と表情を曇らせた。
町にとっても再選挙は大きな負担になる。今回の町長選・町議補選の予算1570万円に加え、新たに1200万円の経費が必要。現町長の任期満了(5月17日)後、トップ不在の期間が生まれる可能性があり、町政停滞も懸念されている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070423-00000002-khk-l04
2回の選挙はやりたくないねぇ。。再選挙ってどういう名目でできたんだろう。。
核廃棄物で揺れる町は「反対」
原発から出る高レベル放射性廃棄物の最終処分場誘致に向けた第1段階調査(文献調査)の是非が争われた高知県東洋町の出直し町長選は22日投開票され、調査に反対する住民団体代表の新人、沢山保太郎氏(63)=無所属=が、調査に応募した推進派の前町長、田嶋裕起(やすおき)氏(64)=同=を破り初当選した。沢山氏は、23日にも文献調査の白紙撤回を国などに申し入れる。これで、調査はできなくなり誘致は振り出しに戻る見通し。
投票率は89.26%(前回、前々回と連続無投票で、96年は89.63%)。当日有権者数は2934人。得票は、沢山氏1821票、田嶋氏761票だった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070422-00000062-mai-pol
うーーん、東洋町はお金も貰わずに今後どうするつもりだろう。。選挙の争点が誘致の賛否だけで今後のことについては・・・な状態で選挙されてもねぇ。。
プリティ長嶋は当選、宅八郎は落選
千葉県市川市議選(定数42)で22日、無所属新人でタレントのプリティ長嶋氏(52)=本名・片岡馨=がトップ当選した。同氏は元千葉県水道局職員。プロ野球巨人の長嶋茂雄終身名誉監督(71)の物まねでお茶の間の人気を博した。
選挙戦では、心停止した急病人に電気ショックを与えて蘇生(そせい)を図る医療機器「AED(自動体外式除細動器)」の普及などを公約として掲げた
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070423-00000005-jij-pol
うーーん、どうでしょう。AEDだけで勝っちゃったの、、、うーん。。でもAEDを普及させることは大事な事なんだけどねぇ。。
宅八郎は渋谷区長選に出馬、区議選ならまだしも区長選じゃぁね。
もうひとつ誤算があるとすれば、支持基盤のオタクが引き込もって選挙に出なかったってことかw
朝ズバッ!を見ていたわけだが…
なんか、みのもんたの調子がおかしい。働き過ぎじゃね?
政治が弱いって感じじゃぁなかったのにミスもいくつかあったし。。咳払いもいつもより非常に多い。むー。