尾道

尾道の街並み

09:10 東尾道 発

 マンガ喫茶を出発。時間が経つのが早い。どうあがいても今日が最終日。

09:20 尾道 着

 尾道を舞台とした映画は大林宣彦監督の「転校生」や「時をかける少女」「ふたり」「あした」「さびしんぼう」などなどや、小津安二郎監督の「東京物語」、東映の「男たちの大和」などたくさんあるし、クロネコヤマトのCMなんかでも登場、アニメ「かみちゅ!」も尾道を舞台にして記憶の残る作品ですが、自分が一番尾道に思い入れのある作品が、小林俊彦先生の漫画「ぱられる」「ぱすてる」なんですね。マガジンで読みながら、行ってみたいなぁーとおぼろげに思った場所でした。
 そういえば、アニメ映画でリメイクされた「時をかける少女」は、舞台は尾道じゃないんですね。時をかける少女といえば、原田知世・・・ではなく、尾道ってイメージだっただけに、残念。
 尾道は坂と文学、そしていろんな映画や漫画などの舞台として一度は行ってみたかっただけに、初の長期滞在(といっても昼過ぎには帰らなきゃ・・・)で何を見ようか迷う。天気が生憎の雨なのが残念だけど・・・
 どうやら、長江口というところが観光では一番いい場所らしい。観光協会でパンフを貰って、長江口と書いてあるバスを見つけ、早速乗る。
 バスに乗って、どんな所があるのかな〜♪とパンフをじっと見る。長江口が遠い。まぁ観光地だし、最初に住家を巡って最後に観光地へって感じなんだろうな。と、気構えていたら、「次は終点、市民病院前…」の案内。Σ(゜д゜|||)エエッ!
 どうやらパンフに夢中になっていた間に、あっさり通り過ぎていたみたいだ。
 再び市民病院からバスに乗る。
「はっはっはっ、バス乗り過ごしちゃったの?私なんか人生を乗り過ごしちゃったけどね」などと病院から乗ってきた方と談笑。オイラも人生乗り過ごしてますハイ。
そんなこんなで30分のロス。はっはっはっ。
 とりあえず、一番最初に行きたかったのが「転校生」で2人が階段から転げ落ちて外見が入れ替わった場所、「御袖天満宮」へ。
・・・地図があるのにおかしい。行けない・・・縮尺が違うのかなとか思い長江の大通りをずーっと先に進み、長江郵便局で案内図を見る。
行き過ぎてるしorz今日はどうも行き過ぎる日だなぁー。。。
 戻って天満宮の位置をようやく掴む。すごく細い路地から入るんだ・・・道自体に気づかなかったヨ。。。
ようやく天満宮へ。ここを落ちて2人が入れ替わったんだな。と、頂上へ。その瞬間!!
ビカーーン!!
何事かと驚いた。 
ゴワンゴワン・・・ゴロゴロゴロゴロ・・・・
近くで雷が落ちたようだ。障害物が無いから何重にもこだまする。
一瞬、自分と雷の外見が入れ替わってしまったと思うような激しい雷だった。



 天満宮を降りて早めの食事にしよう。食べるのは尾道ラーメンでっしゃろ。んー、しょうゆ味なのね。びみょーに魚も入ってるのかな・・・?これはなかなか。
続いて近くの豚饅屋で1つだけ豚饅を。ん、うまい。時間があれば店の中でのんびり食べたかった。
 次に、否が応にも目立つ千王子山ロープウェイへ。片道だけ乗って帰ってくる人が多いらしいので自分もその方向で。ただ、時間が残り少ないのでショートカットする方向でw
 昇っている間から景色がすごーーい!
昇った後に歩きながら山を降りるともうビックリですよこれは。で、映画や漫画で見た場所にそっくりな部分も多くてさらに感激。途中で思わず笑ってしまうような景色の連続。ウマー。ウヒャヒャヒャ。周りの人は遠巻きに眺めていたに違いないw
 あっという間に帰らないといけない時間。駅に急ぐ。
ちょっと過ぎちゃったけど大丈夫か。
で、時刻表を見ると・・・今、駅にいるのも40分先に駅にいるのも帰るのは同じ到着時間って・・・
あと40分観光してればよかったカナ・・・ まぁ、近場を観光して終わりますか。
 尾道には、もっと時間をかけて行きたいな。映画も観てから。
 
こうして、夏の日の2006旅行は幕を閉じた。

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帰路

 途中、K氏からメール。K氏も沖縄に旅行へ行ってて帰る途中ですれ違いそうだけどって事に。
自分は荷物を受け取らないと明日着て行く服が無くなるので少しの時間だけ一緒に遭う事に。K氏は9月5日、2006-09-05 - どっぺるの食卓〜はてなバージョン遭ったばっかりですよ。またとことん違う場所でw
 モスで待ち合わせてラーメン屋で軽く食事してお別れ。珍しい場所で遭ったなぁ。
 
 本日の総歩行数 16168歩