冬きたりなば

山形県庄内町での列車脱線転覆事故

 竜巻とかダウンバーストとか言われているが、はっきりしたことはまだ分かってないようだ。近くに酒田の観測地点あるのだが、人の居ない時間帯だったのか吹雪で何も見えなかったのか。
 死者が今のところ5名出ているが、よくこれだけの数ですんだなというのが正直な感想。
ダウンバーストだったとしたら、もし橋の上だったりしたら橋の下に列車ごと落ちたり橋梁ごと壊されていたかもしれない。
竜巻だとしたら、進行方向に直撃していたら、車体がまるまる浮いて数十メートル飛ばされていたかもしれない。進行方向と垂直にぶつかったか接近したのであれば、車両がいくつか浮き上がるだけというのは納得いく。
責任を取ってJR東日本の社長が辞任したが、これに限っては責任のとりようはないような感じがする。
被害にあった方には申し訳ないのだが、人間いつ何時でも自然災害のリスクは負っているもので、今回たまたま列車事故だったという感じ。乗客もJRが運行しているから大丈夫だろうと人任せにせず、天気悪いし乗ったら危なそうだなんていう危機意識をもっておくべきだというのが正直な感想。
積乱雲が出たから運休するとなると、夏場や冬場はほとんど運行できなくなる。
風速計が近くにないとかいう話もあったが、いくら多くつけたところで局地的な風は測れないところの方が多いだろう。唯一出来そうなのが、人体に有害な電波を地上真っ直ぐ照射して、その跳ね返りから風速を読みとるくらいではないだろうか。
警察が近くに取り付けた風速計、杯に入った風圧で風速を測るものだがあれは瞬間の風速を測るのにはあまり適していないっぽい。あーいう機械にも得手不得手があるみたいだ。
 話を戻すが、JRがこのまま運が悪かったと思っていても解決にはならない。今後、どのようにするのがいいか考え、実行することが事故を起こしてしまった側の責任と思う。

秋田県の泥湯温泉でガス中毒 一家4人死亡

 窪んだところにガス溜まりができてガス中毒になる事故というのはよく起きることだけどなぁ。。数年前に福島県で窪地のガスを吸って登山者が死亡した例や、青森県で同じように低いところのガスを吸って訓練中の自衛隊員が亡くなったケースなど例を挙げれば枚挙にいとまがない。
 で、それが対策できるかというと、可能なものと不可能なものがある。今回のは後者に近いだろうと思う。火山地帯で煙がぼこぼこ出ているような所ではガスマスクの準備などが必要になるが、観光地でたまたま雪の窪んだところにいるだけとなると、結構難しいモノがなかろうか。まぁ積雪でガスの流れが止まって滞留したという説明はつくと思うのだが・・・
唯一出来る対策は、なるべく上の方にいるべしって事だろうなぁ。
 

火災による死亡 各地で

 空気が乾く季節です。火の取扱には(略
 火の取扱いといえばナショナル製のFF式ヒータが一酸化炭素中毒を発生させるということで今買い戻しをしている。が、10年前のモノ。部品の製造ストップも8年というのに結構きついもんがあるなぁ。まぁ、FF式使うのは北の方が主だと思うけど。
あれだけ広告やニュースで認知されていれば、もう出ないだろうと思うが。