鳥取県東部

あおぞら〜

と、いうわけで、鳥取県の東の方を走ってみた。

1日目

鳥取県の真ん中、湯梨浜町から東へ進み、鳥取市へ。
白兎海岸へ着く。ここは、因幡の白うさぎの民話で知られる海岸とのこと。

ここに、枯れず溢れずの池というのがあったが、池というより沼だった。。
そのまま東へ進むと湖山池という池を発見
なんか、水量が民家の近くまであるような感じ、
しかもせり上がってきてるような感じもして怖かった。

さらに西へ進むと鳥取砂丘。有名で、ラクダもいるけど、
ラクダ単体の撮影も金かかるっぽいので砂丘のみ撮影。。
ラクダって県が運営してるんじゃないの??

そこからさらに西へ行くと岩美町。
岩井温泉という温泉に入り温まって浦富海岸へ。
ここで、観光船をやっていたので乗船。
回りはカップルばっかりだったけど耐えたさ…

たくさんの島々が織りなす風景はかなりのもの、
だが、世界のジオパークを目指すには程遠いんじゃないかなという感じだった。
多様性はあるものの、佐渡とかの景色とも似ているし、壮観な眺めは佐渡の方が・・・
まぁ、でも景色がいいのは確か。うん。
ここからかなり南進して若桜町へ。
若桜鉄道のある町だ。が、小雨が降り出してきたうえに夕暮れ。宿を探す。
昔は若桜宿と言われたくらいの場所だから泊まる所くらいあるだろうと電話帳を探すと・・・街中には一軒もない・・・!
あるのはスキー場近くに何軒か、スキー場って・・・遠いだろぉ。
と思ったが、多分一番近いのはスキー場の場所だろうし、もう日が沈む。
背に腹は代えられない。
電話帳で調べたヒュッテ(簡易宿)に電話すると、まだ営業してた。助かったぁ。
で、山道を登る。かなりの旧坂。でも20分ほどで目的地の宿に到着。
オフシーズンということもあり、客は自分を除いて1組。
老夫婦が経営している宿、値段も聞かずに泊まったけど大丈夫かなぁ・・・
うわ、食べられないくらいのスキヤキ出てきたよ。
満腹。もう食べられない。2人前以上あったんじゃない?寝る。
 

2日目

朝早く目覚める。食べ過ぎてそのまま寝たので歯磨くの忘れてた。
少し歯が痛い。
朝も結構豪華ぁぁ〜。メシウマ。さすが鳥取、豆腐ちくわだ〜。
うん。1万円コースに違いない。
で、精算。7350円だった。安っ。商売していけるん?
外に出ると、気持ちいくらいの快晴!
せっかくなので氷ノ山の写真をいくつか撮影。

若桜鉄道若桜の町並み、岩に入ったお堂「不動院岩屋堂」を巡って、少し北に入った場所にある八頭町へ。
八頭町、何があるのかなーと思ったが、フルーツとブナの街らしい。
そんなもん撮ってもなぁー…
と、巡ってると、隼駅なるもの発見。なんかバイク乗りの駅って感じだなー。
スズキのバイクのポスターまであるし。
その後、うろうろしてると、八東ふる里の森というのがあるらしいので、進んでいくと・・・落石通行止で休園だとさorz
他に行くところは〜・・・竹林公園というものを見つけた!
なんでも、かなりの種類の竹が生えているらしい。
景色もいいぞ。

でもまぁ公園は公園。歩いて巡っておしまい。
少し北へ行って再び鳥取市
走っているとお城みたいなのがあったので近寄る。河原城というお城らしい。
聞いたこともないお城なんだけど。。
中は休館日で入れなかったが、景色は相当素晴らしかった。
ここから南西に進んで三朝町。温泉と三徳山で有名な町だ。
で、温泉街を巡ってはみたけど、どこにいったらいいのか迷う。しかしそれが決して贅沢な悩みというわけではない。困ったなぁ。食事の出来る場所ってどこなんだろう。。
もういいや、先に三徳山に行って投入堂を拝もう。
と、軽く考えてたんだ。
この後起こる死の恐怖なんか想像できなかった。
 
三徳山へ到着。
食事する場所があったので、三徳とうふと山菜うどんを食べる。んまんま。
で、本院へ行くと、一人立ちすくんでいる人が。
投入堂へは一人では行けません。この人も一人なんでパーティを組んで行ってください」とのこと。
で、服装や靴の裏などのチェック。
神聖な場所とはいえ、なんかものものしいな。
お話を聞くと、昨年ここに一人で来た方が滑落死したので、一人では行けないようになった、とのことだ。
そんな場所には思えないけどなぁ。。
で、中に入る。
・・・崖を登れと??きっつ・・・
鎖を登れと・・・???落ちたら死ぬ・・・

なんかお堂みたいなのがあったので外周を見ると

絶景、うん。落ちたら死ぬ。
しかしこのお堂は中間点。
キャットウォークみたいな石の道があったり、すぐそばが崖だったり、迷うような場所があったりで、きつい。

もう飛び降りて下山した方が楽じゃね?人生も終わるけど。と思うくらい。
そんな事を考えていると、不意に、岩の中にできたお堂。
どうやって建てたんだこりゃー?というくらいの不思議な空間。
す・・・げぇ。。
そこに、前のパーティと自分たちのパーティ、後ろから来たパーティの3PTが合流。総勢10名となってここまで来た感動を分かち合う。
見上げてこの風景だよ。写真じゃ分からないかもしれないけど。

いや、すごい。世界遺産を狙うのも分かる。ただ、一人で上れないというのはネックだし、入り口までの道路整備、駐車スペースなんかも必要になるかもしれない。まだまだ道は遠いだろうな。。
でも、行って損はないと思う。
それぞれのPTの方といろいろ話して別れ、帰り道。
もう滑落した方が早いってってくらいの感じ。
3PTのみなさま、ありがとうございました。
帰り、行きがけに寄った茶屋でぜんざいと三徳とうふを食べ下山。
その後、三朝温泉に行き、汗を流す。
源泉に近い株湯という場所を選んだが、狭いし住民専用って感じの温泉、一般客にはオススメできない、といった感じだった。
こんな感じで今回の鳥取県東部の旅はオシマイ。
鳥取県の旅は今後もまた続ける予定で♪